第2回:AIに正しく伝わる「情報の整理術」
長文で書かない。AIには「箇条書き」が最強の言語です。
AIは「長文」が苦手です
「来週の会議なんですけど、場所が変わって会議室Aになって、あと時間も30分遅れるので連絡しておいてください」
このように、人間同士の会話のようにダラダラと書くと、AIは重要な情報を見落とすことがあります。
AIに正確に動いてもらうための鉄則は、「情報を整理して(構造化して)渡すこと」です。
誰でもできる「構造化」のテクニック
難しいプログラミングは必要ありません。以下の2つを使うだけで、指示の質は劇的に向上します。
- 1. 見出し記号「#」を使う
「ここがタイトル」「ここが条件」という区切りを明確にします。 - 2. 箇条書き「-」を使う
要件を羅列することで、AIが一つずつ処理しやすくなります。
ビフォーアフター
新商品のキャッチコピーを考えてほしいんだけど、ターゲットは20代の女性で、商品の特徴は肌に優しくてオーガニックな成分を使ってるところで、あとインスタで流行りそうな短い言葉がいいな。
あなたはプロのコピーライターです。
以下の条件で、新商品のキャッチコピーを考えてください。# ターゲット
– 20代の女性
# 商品の特徴
– 肌に優しい
– オーガニック成分100%使用
# 要望
– Instagramで目を引くような短い言葉
– 3つの案を出してください
このように整理するだけで、AIは「ターゲット」と「特徴」を明確に区別し、的確な答えを出せるようになります。
これは、有料版で学ぶ高度な技術「デジタル思考」の基本となる考え方です。
今回の実践課題
「構造化」を使って、AIにメールの下書きを作らせてみましょう。
以下のテンプレートの [ ] の部分を埋めて、AIに入力してください。
以下の条件で、ビジネスメールの文章を作成してください。
# 相手
[例:株式会社〇〇 田中様]
# 要件
[例:来週の見積もり提出の期限を、3日延長してほしい]
# 理由
[例:社内の確認に時間がかかっているため]
# トーン
[例:大変申し訳なさそうに、丁寧な敬語で]
次回は、複雑な仕事をAIに任せるために必要な「仕事の分解術(タスク思考の基礎)」について解説します。
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