#1: デスクワークが変わる、AI活用の基礎
ITスキルに自信がなくても大丈夫。「指示出し」の技術で、事務作業を劇的に効率化する
🔰 難易度: 入門(プログラミング不要)
📈 目標: 自分の時間を増やす
はじめに:ITが苦手な方にこそ、AIを使ってほしい理由
「新しい技術は難しそう」「関数やマクロもよく分からないのに…」と感じていませんか?
実は、生成AI(対話型AI)は、**「難しいプログラミング言語」ではなく「普通の日本語」で動くツール**です。つまり、日常会話ができれば、誰でも使いこなすことができます。
このプログラムでは、機械操作のテクニックではなく、AIという優秀なアシスタントに**「的確に指示を出す力(言語化能力)」**を身につけます。
これは、どんな職場でも一生役立つスキルです。
✨ このスキルを身につけると、仕事はこう変わります
もう、白紙の画面の前で悩む必要はありません。
📝 報告書・メール作成が「瞬殺」
「お詫びメールの文面」や「報告書の構成案」も、AIなら数秒で作成。あなたはそれを少し手直しするだけ。ゼロから文章を考えるストレスが消えます。
📊 データの要約・整理がラクに
アンケートの自由回答を分類したり、長い議事録を3行で要約したり。関数を使わなくても、言葉で頼むだけで面倒な集計作業が終わります。
💡 一人で悩む時間がゼロに
「企画のアイデアが出ない」「もっといい言い回しはないかな?」そんな時、AIが壁打ち相手になります。あなたのデスクに専属の相談相手がいる状態になります。
これだけ知っておけばOK!基本用語
AIは「万能な魔法」ではありません
AI活用で失敗する一番の原因は「AIに丸投げすること」です。AIは優秀ですが、指示がないと動けず、空気を読むこともできません。
イメージしてください。あなたの部下に**「超優秀だけど、社会人経験のない新人アシスタント」**が入ってきました。
「適当によろしく」と言っても伝わりませんが、「誰に向けて、どんな形式で、何文字くらいで書いて」と指示すれば、完璧な仕事をしてくれます。
あなたが「作業者」から、AIへの「指示出し役(指揮官)」になること。これが効率化の鍵です。
誰でも実践できる「3つの思考法」
難しいIT知識は不要です。AIを動かすために必要なのは、次の3つの考え方だけです。
1. 言語化する力(デジタル思考)
「いい感じに」「あれやっといて」といった曖昧な言葉を使わず、具体的に言葉にする力です。AIには「誰に」「何を」「どうする」をはっきり伝えます。
2. 切り分ける力(タスク思考)
仕事を「自分でやるべき判断」と「AIに任せる作業」に分解する力です。「下書きはAI、最終確認は自分」のように役割分担をします。
3. 逆算する力(ミッション思考)
「そもそも何のためにこの書類を作るのか?」というゴールを明確にする力です。目的がブレなければ、AIへの指示も迷いません。
実践:AIに「下書き」を頼んでみよう
では、実際にAIを使ってみましょう。ここでは、日常業務でよくある「案内文の作成」をお願いしてみます。
以下のテンプレートの[ ]の部分をご自身の状況に合わせて書き換え、AIチャットツールに入力してみてください。
▼ AIへの指示文(コピーして使ってみましょう)
あなたは優秀な事務アシスタントです。
以下の条件で、関係者に送る案内メールの下書きを作成してください。
丁寧で分かりやすいビジネス文書にしてください。
# 目的
[例:来月の懇親会のお知らせを送りたい]
[例:会議の日程変更をお願いしたい]
# 宛先
[例:部内のメンバー全員]
[例:取引先の〇〇様]
# 含めるべき内容
[例:日時は〇月〇日 18:00から]
[例:場所は第2会議室。参加費は無料。]
[例:出欠の返信期限は来週の水曜日まで]
💡 確認ポイント
出力された文章はどうでしたか?おそらく80点くらいの出来栄えになっているはずです。あとはあなたが微調整するだけ。
これだけで、これまで「えーっと…」と悩んで止まっていた15分〜30分を短縮できます。
まとめと次のステップ
Week 1では、AIは「怖いもの」ではなく、あなたの仕事を楽にする「言葉で動くアシスタント」であることを学びました。
✅ 今回のチェックリスト
- AIは万能ではなく「指示待ち」のツールだと理解した。
- 「自分でやる」より「AIに下書きさせて直す」ほうが速いと気づいた。
- 日常の業務で「これ、AIに頼めるかも?」と考える視点を持てた。
次回は、さらに具体的なテクニックとして、もっと精度の高い指示の出し方(プロンプト作成術)を学びます。あなたの業務効率化への第一歩、まずは今日学んだことを一つ試してみてください。
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